2016ケアマネ試験問題総評 支援分野
こんにちは、合格オンラインの井上です。
第19回ケアマネ試験支援分野の総評をお届けいたします。
問題難易度アンケートにご協力いただきありがとうございました。
予想合格基準点については、解答固めをし、基準となる解答を元にアンケートをお願いし、例年の平均点と問題難易度を比較して予想合格基準点を算出いたします。
ですので、基準となる解答を10月12日にメールさせていただきます。その際は、ご協力お願いします。
では、平成28年度介護支援専門員実務研修受講試験問題の支援分野の総評にまいります。
まずは、問題難易度のデータをご確認ください。
◆データの見方、受験生にメールにてアンケートを採り、難しいと思った問題を7個選んでもらいました。下記は、投票割合の棒グラフになります。
投票の多い問題は棒グラフが高くなります。(900データの中間報告です。)
青い棒グラフの問題群 → 今回の試験問題の中では、比較的得点し易い問題
緑色の棒グラフの問題群 → 合否の鍵を握る問題群 難易度としては、中くらいの問題群
黄色の棒グラフの問題群 → やや難問に位置づけられる問題群
ピンクの棒グラフの問題群 → 難問に位置づけられる問題群
に色分けをしております。
毎年、初受験の受験生さんは、こんなに難しい問題は、解くことができないと、驚きや、諦め感をおぼえる受験生がおられます。
2回目から3回目の受験生でも難しいと感じられておられる受験生がおられるでしょう。
冷静に問題群を分析しますと、今回の試験の合格者でも、ピンク色の棒グラフの問題群の得点率はかなり低いのが実態です。
問題1-2-5-6-8-18 この問題群6問で3問以上得点できて、不合格の受験生は、ほとんどいないでしょう。
問題1-2-5-6-8-18については、十分な試験準備をしていても、必ず得点できるとは限りませんので、深刻に悩まないほうがようでしょう。
合格するために悩むべき問題群、考えるべき問題群は、緑と黄の問題群になります。全11問ありますが、この問題群の得点率を50%前後以上採れている受験生は、受験準備の方向性は、間違いなくあっていたといえるでしょう。吉報が届くのではないでしょうか。
今年の問題の特徴は、高得点が出にくい問題群ですので、あと1点、あと2点、あと3点で合格点に届いていたという受験生は、例年よりも多いと想定しております。
ケアマネ試験は何回受験すれば合格するのか?というデータから、4回目までの受験で合格される方が約九割となっています。
諦めないで、基礎知識を固め、最新情報を入手しつつ、時勢に合った学習を続ければ、必ずや合格できる試験です。
問題の相対的な難易度は、データに基づくものなので、受験生の感じられている、難易度の体感値と一致されていると思われます。
(ただし高得点の受験生はこの限りではありません。)
今年の問題の特徴を専門的な視点でお伝えします。
1 介護保険の基本構造の中で、重要な部分に重点的に問題が配置されていた。 → この重要な部分が、分かる方は、的を射た学習ができています。
2 問題の配置については、過去の試験よりも評価は、高いと思われる。 → 過去の試験は、ある時期を境に、筋違いな問題の締める割合や珍問が多く、筋の通った問題が少ないという特徴があります。
3 個々の問題の選択肢の内容については、難易度が高く、想定の範囲外のものが多く見受けられた。→ 選択肢の作り方は、知識向上を意図するものではなく、闇雲にひっかけることに主眼を置いた作法が多く見受けられ、改善の余地が多々あるといえるでしょう。
4 地域包括支援センター勤務の方に有利な内容となっていた。
5 容易な問題が激減した。
6 地域密着型通所介護や看護小規模多機能型居宅介護といった法改正部分を公式試験出題範囲に書き忘れていたので出題されなかった。試験前に記載の訂正もなかった。非常に残念なこと。 → 悪く言えば、単純に行政の怠慢行為として、非難されるべき部分かと・・・・。
7 例年出題されている分野がいくつか、お休みの年度でした。
8 相変わらず、文言のリーガルチェックされていなく残念。→ 支援分野問題6
9 今後の試験への布石と思われるキーワード(用語)が盛り込まれるようになった。
10 問題の難易度強弱が例年い比べ、ゆるやかな傾斜的な配分になり、実力のある受験生が合格する仕組みになってきた様子。
受験生へのエール
合格されたであろ受験生さまへ
がんばられました!がんばられました!本当によくがんばられました!少し早いですが おめでとうございます!予想合格基準点の根拠
合格は来年以降という受験生さまへ 合格されていることを祈りつつ・・・・・
・うしろをふり向く必要はない。あなたの前には、いくらでも道があるのだから。
・あやまちなどというものは存在しません。あやまちはそこから必ずなにかを学べる恵みなのです。
・涙で目が洗えるほどたくさん泣いた女は、視野が広くなるの。
・下を向いていたら、虹を見つけることは出来ないよ。
・ステップ・バイ・ステップ。どんなことでも、何かを達成する場合にとるべき方法はただひとつ、一歩ずつ着実に立ち向かうことだ。これ以外に方法はない。
・悲しみと喜びはつながっている。
・大丈夫、大丈夫、いつかはここを抜ける日がやってくる。
・生きるうえで最も偉大な栄光は、決して転ばないことにあるのではない。転ぶたびに起き上がり続けることにある。
・どこでプレーしても俺の成長はあるわけで。
・財産よりも、もっと尊いのは「明るい性格」だ。人間の心も体と同じだ。日陰にいるのではなく、日光の照る場所に移るべきだ。困ったことがあっても、笑いで吹っとばしてしまおう。さあ、日の当たる場所に出ようではないか!
・成し遂げんとした志をただ一回の敗北によって捨ててはいけない。
・臆病者は、勝つと分かっている戦いしかできない。だがどうか、負けると知りつつも戦える勇気を。時に、勝利よりも価値ある敗北というのもあるのだから。
・人生はキミ自身が決意し、貫くしかないんだよ。
・失敗したからって何なのだ?失敗から学びを得て、また挑戦すればいいじゃないか。
・尊敬すべき幸福な人は、逆境にいても、つまらぬことはくよくよせず、心配しても始まらないことは心配せず、自分の力のないことは天に任せて、自分の心がけをよくし、根本から再生の努力をする人である。
・あなたの価値の理解者は、あなたしかいない。
・人の世に道は一つということはない。道は百も千も万もある。
・成功があがりでもなければ、失敗が終わりでもない。肝心なのは、続ける勇気である。
・どんなに勉強し、勤勉であっても、上手くいかないこともある。これは機がまだ熟していないからであるから、ますます自らを鼓舞して耐えなければならない。
医療・福祉分野総評準備中