第19回ケアマネ試験予想合格基準点 福祉分野
第19回ケアマネ試験予想合格基準点 福祉分野について
介護支援専門員(ケアマネージャー)の職業上のスキルとして、アセスメントと課題分析があります。
予想合格基準点も平均点と過去のデータを比較して分析していただき、ご自身で推論を立てることもご提案させていただきます。
昨年の受験生で、体感(私はこう、思う)だから、合格基準点は、ゼッタイ●●点である。と言い切っていた受験生がおられました。
例として、支援分野25問中13点はあり得ない。なぜなら、正答率52%でケアマネを名乗るのはおかしいという受験生がおられました。
ここで、注目していただきたい点は、主観ではなく客観的にどうなのか?という観点がないため、見事に受験生の主張ははずれました。
相対的に、得点が低ければ、合格基準点は下がりますので、客観的なデータを見比べ、主観や体感をできるだけ排除し、分析することはケアマネ業務でも重要と思われます。
ですので、是非、グラフの高さを見比べ、平均点との位置関係を見比べ、客観的に分析して合格発表を待ちましょう。
では、福祉分野の得点状況を見てまいります。
今年の福祉分野難易度 VS 昨年の福祉分野難易度
第19回医療分野平均点10.83点 グラフの形状はやや台形型で10点、11点、12点に得点が集中した様子。
第18回医療分野平均点10.29点 ピラミッド型で11点に得点が集中した様子。
第19回の問難易度は、第18回と比較し同等といえるでしょう。
問題50、問題51が特に問題の難易度が高いと断定できます。
問題55、問題59、問題60で手ごたえのある受験生は、合格されている可能性が非常に高いと予測します。
では、平均点と得点分布のグラフを見てまいります。

↑福祉分野第18回得点分布

↑第19回福祉分野予想合格点
福祉分野の合格基準点というものは、現行の制度では存在しないのですが、仮に想定すると9点もしくは10点あたりが仮の合格基準点と予測できます。
計算方法は平均点マイナス(1点もしくは2点)が過去の試験のデータ(合格点)と合致します。
ポイントとして、第18回試験で、福祉分野で苦労された受験生がリベンジで平均点を上げた可能性もありまます。要するに、福祉分野は学習しておかないと得点が伸びないということを実感された受験生が、万全の受験対策をした結果とみられます。ですので、若干平均点が上がったとの見方をしております。
受験のコツを掴まれた受験生は、今年の福祉の問題では手ごたえを感じておられると思われます。
結論
福祉分野の予想合格基準点を仮に想定すると、9点もしくは10点あたりが妥当と思われます。
計算根拠 第18回 10.29点マイナス1.29点で9点 辛目(厳しく見て)の計算です。
計算根拠 第19回 10.83点マイナス1.83点で9点 辛目(厳しく見て)の計算です。
学習の方向性としては、福祉分野で8点以上得点できている受験生は、今年合格もしくは来年合格するだけの実力はあると推定しております。
学習の方向性や努力・頑張りは大いに評価していいといえるでしょう。8点以上の得点者は、本当に頑張ったことがうかがえます。
医療分野と福祉分野の仮の予想合格基準点は出ましたので、今度は、医療+福祉の合計得点での得点分布を検証します。
医療分野+福祉分野 更新中