看護師の仕事内容

21_JU127_72A医師が患者の診察や治療を行う際に補助をしたり、病気や怪我の患者のケアなど非常に多くの仕事をこなしています。
病院によっては、手術室において、手術の準備や、執刀医へ器具を手渡しする業務などを担当している看護師もいます。

看護師は、医師の診察・指示に基づいて、患者の診療を補助したり、患者が入院生活を過ごしやすいよう日常生活の援助や看護を行います。具体的には、問診や各種検査、点滴や注射、食事・排泄の補助、患者移送、検温や入浴の介助、体位交換、記録、巡回、ベッドメイキングなど。患者の症状を正確に把握し、医師に報告するのも仕事。ときには患者だけでなく、その家族への対応も行います。高度化する医療体制の中、患者の健康管理や療養生活の相談にのったり、患者の心のケアを行ったりと、医療チームの中で重要な役割を果たします。患者と接する時間が最も長いので、患者の異常にいち早く気付くことができるのは看護師であり、患者の命を預かる責任の重い仕事といえるでしょう。職場は病院や診療所のほか、老人保健施設、障害者福祉施設、訪問看護ステーションなど幅広く、雇用形態は常勤職員、パートなど。看護師になるには、国家資格を取得し、専門的な知識や技術を学ぶ必要があります。

国家試験に合格して看護師資格を取得することが必須。国家試験の科目は、人体の構造と機能、基礎看護学、在宅看護論など。国家資格が必要な正看護師以外にも、都道府県での試験に合格し、知事より免許を交付される准看護師もいますが、どちらも人の命と向き合う責任の重い仕事。どんな状況でも臨機応変に、冷静な判断ができることが求められます。また、患者は老若男女いろいろですから、どんな人とでもコミュニケーションをとれる人が向いているでしょう。また、医療の世界は日々進化、高度化しています。前向きに新しい技術や知識を学ぼうとする向上心も大事です。勤務時間が不規則なので、長時間勤務やストレスに耐えられる体力や精神力も不可欠といえるでしょう。

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