理学療法士 資格

理学療法士になるには

理学療法士として人の役に立つ仕事をするためには、まず国家資格を取得することが必要です。国家資格とは、国が法律で定め、国や地方自治体などが認定する資格のことをいいます。理学療法士の場合は、「理学療法士及び作業療法士法」にもとづき、厚生労働大臣が免許を与えます。

理学療法士の国家試験を受験するためには、養成校で3年以上学び、必要な知識と技術を身につけることが必要です。養成校には4年制大学、短期大学(3年制)、専門学校(3年制、4年制)、特別支援学校(視覚障害者が対象)があります。資格取得後、より専門的な知識を身に付ける場合、研究職をめざす場合などは大学院もあります。(修士課程・博士課程)。
なお、すでに作業療法士の資格を持っている人は、養成校で2年以上学べば受験資格が得られます。また、外国の養成校を卒業した方、外国で理学療法士の免許を取得した人は、所定の手続きをして厚生労働大臣の認定を受ければ、新たに養成校に入る必要がない場合や不足した単位のみ取得すればいい場合もあります。

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理学療法士国家試験

合格率
以前は90%前後で推移していましたが、近年下がりつつあります。受験者数が増え、また理学療法士の数が増えてきていることで、理学療法士の試験の難易度がだんだんと上がってきている傾向にあります。

合格基準
合格基準は、総得点・実地問題ともにほぼ同じ点数で推移しています。総得点で6割以上の正解+実地問題43点以上でほぼ合格です。
一般問題のボーダーラインは、125点±1あたりとなります。



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